最初はセミナー集客や広告などを軸にアドバイスをしてもらうつもりだったのですが、林さんから「今はまず経営者に直接会って、一次情報、経営者の抱えている痛み『リアルペイン』を集めましょう」と言われたんです。

正直最初は遠回りじゃないかと半信半疑でしたが、実際に経営者の方々とお会いしてみると、仕事に繋がりそうな話を色々と聞くことができました。
例えばキャッシュイン（会社に現金が入ってくること）とキャッシュアウト（会社から現金が出ていくこと）のバランスが悪くなっているとか、目先の資金に困っているとか。

ここで聞いたリアルペインに基づいて改善策や支援プランを提案すると、私が自信を持って話せるようになったというのもあると思いますが、提案内容に説得力や迫力、リアリティが増すからか、経営者の方の受け取り方も変わりました。

そのおかげか、林さんのコンサルを受けて2か月で起業後初の受注を3件取れたんです。お客様にどうして選んでくれたのか聞いたら、「Sさんだったら、すごい信頼できると思いました」と言ってくれて。これも足を運んで直接会って、しっかりと一次情報に基づいた提案をしたからだろうと感じています。

私が提供している外部CFOサービスでは、顧問契約をメインにしていました。なので経営者の方に話していたことは、キャッシュフロー改善や構造改革といったナイストゥハブの部分も多くて。

ですが林さんから「ここら辺のサービスって、Sさん自身が今すぐ買うかというと買いませんよね。差し迫った話じゃないと顧客は見つかりませんよ」と言われたんです。確かにそうだなと思い、フロントエンドに当たるサービスを整理することにしました。

私が主に支援したいと考えているのは中小企業やベンチャーなんですが、こういった企業はやっぱり資金や採用面で大体つまづいているので、この辺をフロントエンドとして提供することにしたんです。そこでまずは資金調達や採用支援などについて前面に打ち出すようにしたことで、経営者に自分ゴトとして感じてもらえるようになって、さらに受注を1件獲得できました。

フロントエンドから顧問契約などのバックエンドに繋げていくことが、次のステップの課題だと考えています。

これまで多くのセミナーや講座に参加してきましたが、参加者同士でフィードバックしあうことはあるものの、講師の方にきめ細かく見てもらえるわけじゃないし、個別のやり方についてアドバイスをもらうことはできません。

その点、林さんは私の特性や状況をしっかりと理解した上で、今すべきことを実務ベースで整理して、実践的で本質的な提案や助言をしてくれました。そのおかげで迷いやブレが無くなって、今やらなくちゃいけないことが明確になったんです。

あと林さんは実体験というか、色々成功された経験を豊富にお持ちだったので、言葉の重みがありました。だから素直に聞いてみようと思いましたね。ビジネス成功の実体験がなく、よそで聞いた話とか知識だけを教える講師や他のコンサルとの違いを感じたんです。色々お話を聞かせていただくなかで、お人柄やご経験も含めて、林さんは信頼できると思ったというのが一番大きかったですね。

私のようにセミナーや講座ばかりに参加して、自分に落とし込めていないという方は、まずは林さんのセミナーを聞いてみてほしいと思います。